ジュンタラ楽音製作所ののぞき穴

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久しぶりに
 すごくひさしぶりになってしまった、東京のポエポエさんのウクレレが旅立って行った。
ずっと鬼門となっていた塗装。いろいろ試しても上手くいかず、けっこうな月日を費やしてきたが、ようやく現状での納得がいくものを送り出せた。
今度こそは少しはコツを得たと思っても大丈夫だと思う。これをもっと突き詰めていこう。
今年の非常に大きな収穫。
ちなみに、今回は、ソプラノとコンサートが1本ずつ。
ホンジュラスマホガニー+ローズウッドセンターのネックは、今ロットで終了です。
関東近辺の方、東京行かれる方、ご興味あれば、試奏だけでも祐天寺のポエポエさんに伺って頂ければと思います。

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乾燥に注意
ここ10日くらいで、ネックの調子がおかしいとか、ブリッジがはがれたとかいうリペアが数本持ち込まれた。
 鹿児島は夏場とても湿度が高く、10月後半くらからは湿度が落ち、最近はずいぶん乾燥してるうえに、朝晩は結構冷えてきたからと暖房をつけると一気に湿度が落ちる。
夏膨らんだ木が今度は縮むので、ネックは順ぞりになりやすく、木が変形すればブリッジもはがれることもある。
作る時は低い湿度が求められるけど、出来上がった後は温度、湿度の差が小さいほうが良いと思う。
これからの時期暖房をつけるとものすごく湿度下がるので、乾燥し過ぎに気をつけましょう。



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平均すれば46、47μmくらいか。
 ブリッジ接着するにあたり、接着部の塗装は,剥がす。
せっかくなので、膜厚を測ってみた。
使ったのはmitutoyoのシックネスゲージ、一目盛りが1μm(1000分の1ミリメートル)のもの。
塗膜はところどころ、わずかに木の繊維がくっついているような状態のもの。
測ってみると33ミクロンから60ミクロンくらい。平均すれば46、47ミクロンくらい。
薄いほうが音の妨げにならず良いはずだが、薄すぎると塗装の保護という役割がなくなってしまう。どれくらいがいいものだろうか。
薄いところと、厚いところが倍くらい違うのは反省点。もっと均一に塗り、削りできるようにならねば。

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鏡面仕上げ
 鏡面のバフがけ今のとこ無事仕上がり少しはホッとしたり。
ただ、1本だけではないので、しばらく水研、バフがけの繰り返し中。鏡面仕上げのものをまとめて作るもんじゃないなと、強く感じる。気が抜けない日々。
鏡面仕上げの物、はっきりいって世のニーズはあまり無いように感じる。つや消し塗装の落ち着いた感じが好まれる傾向にあるように思うし、つや消しのトップの塗りは2回だけのせいか、聴き比べるとなんとなくつや消しのほうが、音がポンッと出てくるように感じられるのも好まれるのかもしれない。鏡面のほうはすこし落ち着いた感じ。音は好みなので、どちらが良いというわけではないので、まあ、見た目の好みのほうが大きいのかな。つや消しのほうが、傷も気になりにくいし。
作るほうとしては、つや消しのほうが楽なので良いのだけど。
鏡面仕上げの物に使われる言葉はギラギラとか、テカテカとか、あまり好ましくない感じで言われることがあるのだが、ラッカー塗装で、出来るだけ薄くきれいに磨かれた塗装の僕の印象は「透き通る」。
バフがけもコンパウンドを中目から仕上げまで3段階に分けて磨くのだが、最終仕上げまで磨くと細かいヤスリ傷など残っていると、そういう粗が見えてくるので、ほんとにその前までの段階をきっちり仕上げないといけない。
その前の段階でもすこしテカる感じはあるものの、充分きれいなのだが、やはり最後まで仕上げた時の鏡面塗装が、杢の入った木目の杢のキラメキを一番きれいに見せれると僕は思っている。
まあ、僕が思っているだけかもしれないけど、自分なりにでも、何十年、何百年と積み重ねて出来た木目をきれいに見せれるよう技術やら感覚やら磨いていかねばと思う。



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水研磨
 本日は、鏡面塗装仕上げのバフがけの前段階、水研ぎ。
1000番の耐水ペーパーで塗装面をやすりがけして、さらに2段階、目の細かいやすりで研磨していく。
塗装は、自分にとって鬼門というか、非常に苦手で、ここ3年失敗や試行錯誤をくりかえし、久しぶりの鏡面仕上げ。以前より塗っている回数が半分になっているので、確実に塗膜は薄い。
下塗り、中塗りの塗膜をギリギリまで削り落として、トップのラッカーを4回。以前3回で試したら、バフがけ中に数カ所角のところを研ぎ出してしまったので、今回は1回増やして挑戦。
ほんとはもう1回増やしたほうが、研ぎ出しのリスクは減るけれど、音のため出来るだけ薄い塗膜を作るためにはやはりリスクを負わねば。
ただ、基本的にもっときれいにツヤッと塗装できれば、塗る回数もヤスリがけの手間も少なくなるだろうし、塗料の無駄もなくなるだろうから、上手く塗装できるよう練習しよう。
明日はバフがけ。正念場。

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フレット交換
ギターのフレット交換。
今回は金色のジャンボフレットに交換。ちょっと写真分かりづらいか。
この金色のフレット一般的なニッケルシルバーより硬く、ステンレスとの間くらいの硬度。
ちなみにジャンボの中でも一番大きいサイズ。
硬いうえに、脆い感じがあり、いい具合に曲がってくれず、けっこう苦戦したが、後半、コツをつかめたので良かった。
ただ、最後きれいに磨いたら、色が銀色っぽく光って金の具合が弱くなった。べつにメッキとかではないのだけど、どうしてだろう。
まあ、硬いけれど、高音に嫌な響きもなく、良い感じのフレットだった。

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このような物作ってました(言い訳含む)

長らくお待たせしている方達に申し訳ないと思いながらも、予定変更して塗装ブースを作っていました。
まだフィルターを付けてませんがようやく出来て、昨日からまたウクレレ作りに戻りました。
今年の目標のひとつが、しっかり整理整頓して、100%楽器製作に打ち込めるよう、棚や、道具作りなど環境を整えること。
手始めに大きな棚を1月に注文していて、見積もりでの納期は2月末くらいということで、それまでに塗装を終え仕上げに入りつつ、改装をと思っていたのだが、なんとしたことか2月あたまに出来ましたと連絡をもらい、月末まで待ってもらうか迷ったが、はやいうちに片付けをして塗装ブースを作りたかったので、早く届けてもらうことに。
場所を広く使うための棚だが、物がでかいので作ってしまわないと余計狭くなってしまうので、棚を組み立て、片付けをして、塗装ブースを作るためのスペース作り。
なぜ塗装ブースかというと、昨年塗装機器などの商社さんや機械屋さん、木工家のかたなどに塗装のアドバイスを求めたとき、皆が口にしたのが、排気が足りてないのでは、ということだったからだ。
いつも塗装でつまづいて、計画通りいかないので、とにかく塗装においてよかれと思うものは試してみるのみである。
まあ、場所が広くてお金があれば、中古でも探してサクッと買ったほうがいいのだろうが、あいにくどちらももちあわせてないので、作るしかない。
棚作りやらなんだかんだで、半月もロスしてしまった。
でも、今より少しずつでも良いから前進したいし、少しでも良い物をお客さまにお届けしたい。
遅くなってしまいましたが、納得していただけるよう、製作頑張りますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。

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ムーンライト
先日ウクレレをお嫁に出してきました。

今回、初のスロテッドヘッド仕様。

標準コンサートにフロロカーボンのローGを張った時、テンションが弱くビビリっぽくなり、弦高を上げなければならなかったことがあったため、今回4弦のナットから糸巻きまでの角度を少しきつくなるように作り、効果も出たので、非常に良かったと思います。
また、ヘッド落ちの軽減を狙って糸巻きは特注品、糸巻きの軸のガタツキを少なく滑りが良くなるように軸の両端にはテフロンのブッシュを入れています。

音の方は、コロコロした感じは抑え、優しいきれいな音色になるよう作りました。
貝なども入り値段も高いですが、興味のある方はとりあえずでも手に取ってみて頂ければと思います。(ハートマンギターズさん)
ちなみにこのヘッドは標準化しませんのであしからず。



話変わって昨日、芭蕉のライブを観た。とにかく、おもしろかった。
たくさんエネルギーをもらったので、帰ったら、また気合いを入れて製作に励もう!

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記念モデル
おとといのことですが、お世話になっているオハナさんの5周年記念のウクレレが完成しました。
昨年末、今年の5月5日で5周年になるので、5人の製作者に5周年記念のウクレレを頼もうと思っているのですが、と光栄なことに僕にもお話しをいただき、作っておりました。
遅れてしまい申し訳ないですが、出来上がったものは、ソプラノ。
塗装をラッカーのつや消しのオープンポア(道管を埋めない仕上げ)仕上げにしたので、パッと見、いつもより落ち着いた感じに。
しかし、5周年、そしてこれからのますますの発展を願い、6個のオハナマークをちりばめてありもす。
あまりインレイは得意ではないけれど、我ながらかわいらしくできたと思います。
オハナさんのホームページに載ると思いますので、機会があれば御覧になってください。
オハナさんに立ち寄られた方は、ぜひ、手に取って弾いていただければと思います。

ちなみに、偶然にもシリアルナンバーが55番なのです。
お楽しみに。

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収穫!

昨年、12月にパソコンの調子が悪くなって以来、写真のアプリケーションが全く動かなくなってしまっているのだが、別のから取り込んでもらい、ひさびさの写真。
新種のパイナップルをおいしくなれよと、コツコツ育て、そしてスクスク成長してくれ、ようやく収穫をして、出荷した。
とても美味な音色が出て、満足満足。
また一段落したら、栽培してみよう。

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